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大手キャリアに比べて、月額料金を抑えられるのが大きな特徴の格安SIM(スマホ)。
2023年に総務省が発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」によると、格安SIMの契約数比率は14.8%と、同年は右肩上がりに増えています。
しかし、「どの格安SIMブランドにしたらいいかわからない」「ブランドの選び方にポイントはあるの?」と、思う方も多いでしょう。
そこでこの記事では、おすすめの格安SIMやそれぞれの特徴、乗り換えのメリットなどを解説します。
LINEMO
- LINEをデータ消費ゼロで使い放題
- キャンペーンの利用で10GBを月額990円で使用可能
- ソフトバンクと同じ回線なので通信速度が安定
- スマホプランならLINEスタンプが使い放題
- 一部のエリアで5Gに対応
LINEMOは、ソフトバンクがサービスを開始した、格安料金が特徴のブランドです。
料金プランは2つの中から選択可能で、3GBのミニプランなら月額990円(税込)で利用できます。
また、7月下旬以降に開始する新料金プランでは、3GBまでなら990円(税込)、10GBまでなら2,090円(税込)で利用できます。
楽天モバイル
- 20GB超過後も無制限で使い放題
- 家族割の適用でさらにお得に
- 専用アプリの使用なら無料で通話し放題
- 楽天経済圏でお得に利用できる
- 海外の使用でも毎月2GBまで無料
楽天モバイルは、キャリアの位置付けではありますが、格安SIM並みの利用料金の安さが魅力のブランドです。
料金プランは、使用したデータ量によって料金が変動するプランのみで、20GBを超過した後は月額3,278円(税込)を無制限で使用できます。
また、専用アプリの「Rakuten Link」を使用すれば、電話番号を変更することなく、データ消費なしで無料通話が楽しめます。
mineo
- データ容量や通信速度別にプランを選べる
- 3大キャリアの中から好きな回線を選べる
- 独自のパケットサービスがある
- 必要なサービスやオプションを追加できる
- サポート体制が充実している
mineoは、データ容量別に料金を選べる「マイピタプラン」と、通信速度別に料金を選べる「マイそくプラン」が用意されているブランドです。
2つの中には、さらに4つのプランがあり、必要なデータ容量や求める通信速度によって、自分に合ったプランを選択できます。
データ通信が使い放題になる「パケット放題 Plus」や、余ったパケットをシェアできる「フリータンク」など、独自のサービスも充実しています。
UQモバイル
- 格安SIMの中でも通信速度が速い
- セット割の併用でお得に利用できる
- データが余ったら翌月に繰り越せる
- 節約モードの使用でデータ消費を抑えられる
- 全国の店舗でサポートが受けられる
UQモバイルは、KDDIグループが運営するauのサブブランドで、格安SIMの中でも通信速度の速さが特徴です。
コミコミプランかトクトクプランを契約していれば、通信速度制限がかかっても、最大1Mbpsの速さでスマートフォンを使用できます。
「自宅セット割」は家族でもひとりでも最大1,100円(税込)、「家族セット割」は合計10回線まで永年550円(税込)割引されます。
また、低速通信の節約モードと高速通信の高速モードを切り替えることで、データ通信量を抑えることも可能です。
ワイモバイル
- 家族割でお得に利用できる
- ソフトバンク回線なので通信速度が安定している
- 余ったデータは翌月に繰り越せる
- ヤフーショッピングでPayPayポイントがお得にもらえる
- 実店舗でサポートが受けられる
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドで、家族にワイモバイルユーザーが多いほどお得になる「家族割」が大きな特徴です。
家族割は9回線まで利用可能で、指定のプランを契約すると、2回線目以降は月額料金が1,100円(税込)割引になります。
また、「シンプル2 S/M/L」のどのプランでも、余ったデータを翌月に繰り越すことができます。
ahamo
- 料金プランがシンプルなので選びやすい
- 最大100GBの大容量プランがある
- docomo回線なので通信速度が安定している
- 国内通話が5分間無料で利用できる
- 海外データ通信を20GBまで無料で使える
ahamoは、オンラインでのみ申し込みができる、docomoのサブブランドです。
料金プランは、2,970円(税込)の基本プランのみなので、多くの候補の中から選ぶ手間がありません。
また、docomo回線を使用しているので、通信速度が安定しているのもうれしいポイントといえるでしょう。
IIJmio
- 2~50GBの中からデータ容量を選択できる
- auとdocomo回線が選べる
- 余ったデータは翌月に繰り越せる
- 通話オプションが充実している
- 専用アプリでデータ容量の確認や購入ができる
IIJmioは、使用したいギガ数に合わせて2~50GBの中から自由に選択できるのが特徴です。
2GBなら850円(税込)、50GBでも3,900円(税込)と、どのプランでも安価な料金で利用できます。
余ったデータは翌月に繰り越せるので、データ容量が多いプランを契約しても、無駄にする心配がありません。
LIBMO
- 安価で大容量プランが使える
- 新規でも他社からの乗り換えでも1万円値引される
- データ容量の繰り越しができる
- 通話時間に応じて料金を決められるオプションがある
- docomoのスマホならエリアを気にせず使える
LIBMOは、株式会社TOKAIコミュニケーションズが運営する格安SIMブランドです。
料金プランは3~30GBまで選択可能で、30GBの大容量プランでも、2,728円(税込)と安価で利用できます。
さらに、通話時間に応じて料金を決められるオプションもあるため、頻繁に通話する方もお得に利用できます。
イオンモバイル
- データ容量を細かく指定できる
- 家族でデータをシェアできる
- 全国のイオンで相談や申し込みができる
- SIMカードやスマホを無料で試せる
- 最低利用期間がなく解約金も0円で利用できる
イオンモバイルは、10GBまでなら1GB単位で契約できる格安SIMブランドです。
データは1~8人の家族間で分け合うことが可能で、人数が多いほど割引額が増えていきます。
また、イオンモバイルのSIMカードやスマホは1週間無料で試すことが可能で、実際に使用感を確かめられるのもうれしいポイントといえるでしょう。
NUROモバイル
- 3~40GBまで幅広いデータプランから選べる
- 3つの通話定額オプションが用意されている
- docomo・au・ソフトバンクの3回線の中から選べる
- 解約金とMNP転出手数料が0円で利用できる
- SNSが通信料の消費なしで利用できる
NUROモバイルは、「SIMタイプ」「プラン」「オプション」の3つを選び、自分に合ったプランを組み合わせられる、格安SIMブランドです。
基本プランに追加できる、3つの通話定額オプションが用意されており、普段から通話を頻繁に行う方もお得に利用できます。
解約金とMNP転出手数料は無料で利用できるので、まずは格安SIMを気軽に試したい方にも向いています。
【目的別】おすすめ格安SIM(スマホ)
それぞれの格安SIMブランドの特徴はわかったけれど、自分に合ったものはどれなのか迷う方もいるでしょう。
ここからは、目的別のおすすめ格安SIMについて解説します。
- iPhoneユーザー:楽天モバイル
- 通信速度の繋がりやすさ:LINEMO
- 料金の安さ:mineo
- データ容量の多さ:ahamo
- 家族割の充実度:ワイモバイル
- サポートの充実度:UQモバイル
iPhoneユーザーなら楽天モバイル
自身がiPhoneユーザーなら、iPhoneシリーズが充実している楽天モバイルがおすすめです。
過去のシリーズから最新のものまで、豊富な機種の中から好きなものを選択して購入できます。
さらに、楽天モバイルにはじめて申し込む際に対象のiPhoneを購入すると、最大32,000円相当の還元も受けられます。
通信速度の繋がりやすさならLINEMO
通信速度を重視するなら、ソフトバンク回線を利用している、LINEMOがよいでしょう。
LINEMOは、昼時などの電波が混雑する時間帯でもソフトバンク回線の5Gを利用できるため、キャリアと同等の通信速度が期待できます。
ソフトバンク回線のブランドの中でも、安価で通信速度が安定している格安SIMを探している方は、ぜひ検討してみてください。
料金の安さならmineo
料金の安さで選ぶなら、データ容量別と通信速度別に安価なプランが用意されている、mineoがおすすめです。
「マイピタ」のデータ通信のみのプランなら、1GBが880円(税込)と格安SIMブランドの中でも、最高水準の安さを実現しています。
ブランドや機能にこだわりがなく、とにかく料金の安さを重視したいなら、候補に入れておくのがよいでしょう。
データ容量の多さならahamo
大量のデータ通信を行いたいなら、20GBの基本プランが用意されている、ahamoが適しています。
80GBの大盛りオプションを追加すると、最大100GBまでデータ容量を増やせるので、大容量のデータ通信を行う方も安心して利用できるでしょう。
とくに、ゲームや動画で大量のデータ通信を行う方は、ぜひahamoを検討してみてください。
家族割を使うならワイモバイル
家族で格安SIMの利用を考えているなら、家族割が充実しているワイモバイルがおすすめです。
ワイモバイルの家族割は同時に9回線まで利用可能で、離れて暮らす家族や同じ住所の友人でも、割引の対象になります。
同じ格安SIMを家族間で利用したい方には、とくにおすすめのブランドといえるでしょう。
サポートの充実度ならUQモバイル
契約変更や機種変更などで、充実したサポートを受けたい方は、UQモバイルがおすすめです。
一般的に格安SIMは実店舗が少ない傾向がありますが、UQモバイルは全国に実店舗があり、困ったときに相談しやすい体制が整っています。
オンラインでの申し込みや相談が苦手で、店舗で直接サポートを受けたい方は、ぜひ検討してみてください。
格安SIM(スマホ)おすすめの選び方
格安SIMを選ぶ際に、どの要素を重視して選んだらよいかわからない方もいるでしょう。
ここからは、自分に合った格安SIMの選び方について解説します。
- 月額料金の安さで選ぶ
- 通信速度で選ぶ
- 利用するデータ量で選ぶ
- 通信回線の種類で選ぶ
月額料金の安さで選ぶ
スマホの機能にこだわりが少なく、とにかく毎月の支払い額を抑えたい方は、月額料金の安さを重視するのもよいでしょう。
主な格安SIMブランドの3GBまでの月額料金比較を、以下の表にまとめました。
通信速度で選ぶ
格安SIMを選ぶ際は、データのやり取りや通話が快適になる、通信速度を重視するのもよいでしょう。
大手キャリアのサブブランドなら、自社の回線が使えるため、朝の通勤時間やお昼休憩時などでも通信速度が下がりにくいです。
通信速度が遅いと、日々のストレスにつながるため、ネットをよく利用する方は検討してみてください。
利用するデータ量で選ぶ
スマホの利用目的があらかじめ決まっている方などは、自分に合ったデータ量で選ぶのもおすすめです。
30GB以上の大容量のデータプランがある格安SIMブランドを、以下の表にまとめました。
通信回線の種類で選ぶ
格安SIMのブランドごとに利用している回線が異なるので、現在使用しているキャリアと比較して通信回線を選ぶのもよいでしょう。
格安SIMの通信回線は、3大キャリアであるdocomo・au・ソフトバンクの3つにわけられます。
格安SIMのブランドを選ぶ際は、事前にどこの回線を使用しているのか確認して契約しましょう。
格安SIM(スマホ)に乗り換えるメリット
格安SIMには、月額料金の安さやシンプルなプラン設定など、大手キャリアにはないさまざまなメリットがあります。
ここからは、格安SIMに乗り換えるメリットを4つ紹介します。
- 月額の利用料金が安い
- 料金プランがシンプルでわかりやすい
- 少ない容量の料金プランが充実している
- 使用中の端末を引き継げる
- 格安スマホをセットで購入できる場合がある
月額の利用料金が安い
格安SIMの大きな特徴として、大手キャリアに比べて月額料金が安いことが挙げられます。
多くの格安SIMは、auやdocomo、ソフトバンクの3大キャリアから必要な分だけ回線を借りているので、安価にサービスを提供できるのです。
これまでなんとなく大手キャリアを契約していた方などは、格安SIMに乗り換えることで支払いの負担を軽減できるでしょう。
料金プランがシンプルでわかりやすい
格安SIMの料金プランは、大手キャリアに比べてシンプルでわかりやすいのも特徴です。
大手キャリアはプラン数が多く、セット割やオプションを勧められることもあり、詳細がわからず加入する方が多くいます。
自分にとって何が必要なのかわかりやすいので、初心者や年配の方にはうれしいポイントといえます。
少ない容量の料金プランが充実している
大手キャリアに比べて、少ない容量の料金プランを多く用意しているのも、格安SIMの大きな特徴です。
従来の大手キャリアの料金プランは、データが少量のプランがなかったり、容量を指定して契約できなかったりするのが一般的でした。
これまで、データ容量を余らせてしまっていたひとは、格安SIMに乗り換えることで無駄なく利用できるでしょう。
使用中の端末を引き継げる
格安SIMなら、現在使用している端末を引き継いで、そのまま使用できるのもメリットといえます。
大手キャリアのスマホを使っている方でも、SIMカードを差し替えるだけで、データなどの引き継ぎができるのです。
これから格安SIMへの乗り換えを検討している方は、現在使用中の端末が乗り換える格安SIMに対応しているか、事前に確認しておきましょう。
格安スマホをセットで購入できる場合がある
格安SIM会社は、SIMと格安スマホをセットで販売している場合があります。
SIMと格安スマホをセットで購入するメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
- 実質0円、実質1円からの超低価格で端末を購入できる場合がある
- 月額料金が安くなる
- お得なキャンペーンが適用される場合がある
- SIMロック解除なしで使える
端末を安く購入できるだけでなく、月々の料金も安くできる可能性があるため非常にお得です。
格安SIM(スマホ)に乗り換えるデメリット
格安SIMは、さまざまなメリットがある反面、知っておかないと損をするデメリットもあります。
ここからは、格安SIMのデメリットを3つ紹介します。
- エリアや時間帯によっては通信速度が遅くなる場合がある
- キャリアメールを利用できない可能性がある
- 実店舗が少なくサポートの充実度が薄い
エリアや時間帯によっては通信速度が遅くなる場合がある
格安SIMの多くは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、一部のエリアや混雑する時間帯では通信速度が遅くなることがあります。
大手キャリアの回線は、自社スマホの通信が優先されるため、混雑時は遅くなりやすいです。
長時間スマホでオンラインゲームをしたい方などは、気をつけたほうがよいでしょう。
キャリアメールを利用できない可能性がある
一般的に格安SIMでは、大手キャリアに搭載されていたキャリアメールが使用できません。
そのため、格安SIMの利用者は「Gmail」や「Yahoo!メール」など、無料のメールサービスを使うのが一般的です。
ただ、現在はSNSやメールアプリでのやりとりが主流になっているため、本当にキャリアメールが必要な方だけ把握しておきましょう。
実店舗が少なくサポートの充実度が薄い
格安SIMは大手キャリアに比べて、実店舗の少なさやサポートの充実度が薄いことも、デメリットとして挙げられます。
今まで気軽にできていた近隣の店舗での申し込みや相談なども、格安SIMのブランドによっては、自分で行わなければなりません。
トラブルがあった際などに自分で対処するのが不安な方は、まずはサポートの充実度が高いブランドを選ぶのがよいでしょう。
春からの新生活に合わせて、格安SIMに乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
格安SIMは豊富なプランから選べる一方で「どのプランを選べばいいか分かりにくい」という悩みもあります。
本記事では、スマホのプランへの理解度に合わせた格安SIMの選び方をはじめ、スマホの用途別におすすめのプランを紹介します。格安SIM選びの際に比較する項目や、注目すべきポイントを項目別に解説していきます。
格安SIM選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
スマホのプランへの理解度でおすすめは変わる!YES/NOチェック
まずはじめに、スマホのプランについてどれだけ理解しているかチェックし、理解度に応じてオススメのプランを提案します。
入門者から上級者では、格安SIM選びで重要視するポイントが異なるためです。
それでは、以下の理解度YES/NOチェックをご覧ください。
チェックの結果はいかがでしたでしょうか?YESが何個あったかで入門、中級、上級がかわります。
もちろん入門、中級、上級に関わらず好きな格安SIMを選んでいただいてもOKですが、いきなり知らない会社のよくわからないプランをおすすめされると不安を感じる方も多いと思います。
安心・納得して選んでいただくための一つの指標として、本記事では理解度別のおすすめランキングを採用しました。
初級者向けは「シンプルで分かりやすい」プラン、中級者向けは「こだわるポイント・妥協点を決める」、上級者向けは「サービスや機能の長所を活かす」ことに主軸を置いておすすめを変えています。
次項から各理解度ごとにどんな選び方がいいか、見るべきポイントを解説します。
入門者はahamo・povo・LINEMOから選んでおけば間違いなし
スマホのプランをこれから勉強する方は、大手キャリアが提供しているオンライン専用ブランドから初めてみましょう。
執筆時点ではドコモの「ahamo」、auの「povo2.0」、ソフトバンクの「LINEMO」があります。
オンライン専用ブランドとは、大手キャリアが提供するオンライン手続きに特化したプランです。
申込みやお問い合わせ業務をネット上で完結することで、サポートコストを抑えて低価格を実現しました。
店舗によるサポートが必要な場合、auの「UQモバイル」やソフトバンクの「ワイモバイル」などの実店舗が利用できるサブブランドもおすすめです。
大手キャリアと同様に、店頭窓口で申し込みやプラン変更、端末購入が可能です。
中級者は譲れないポイントと妥協点を決めてより良いSIMへ
スマホのプランを少し理解した人は、初級者向けで紹介した5社に加えて譲れないポイントと妥協点から、自分により合ったプランがないか探してみましょう。
主な比較ポイントは下記の通りです。
■格安SIM選びで比較するポイント
- 大元の回線キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)
- 料金プラン(月額料金の安さ、分かりやすさ)
- 通話料(通話アプリの使用で通話料が半額になることも)
- データ容量(1ヶ月あたり◯GB、使った分だけ料金変動など)
- 通信速度の速さ(混雑しても速度が落ちない)
- データの繰り越し(余ったデータを繰り越せるか)
- オプションサービス(通話定額やカウントフリーなど)
- キャンペーン(新規契約や乗り換えで特典があるか)
- 支払い方法(口座振替などに対応しているか)
格安SIMは価格の安さも大事ですが、何よりも自分の使い方に合ったプランを選ぶことが一番重要です。
自分の使い方を振り返ってみて、毎月の通話やデータ容量に合わせた最適なプランを選びましょう。
上級者はサービスや機能をさらに細かく比較し最適を選ぶ
上級者は価格やデータ容量以外にも、各プランの機能やサービスを細かく比較して、自分の用途に合わせた最適なプランを選びます。
ゲームプレイに特化した「LinksMate」や、アップロードが無制限に使えるNUROモバイルの「上げ放題」、お昼以外は中速でデータ使い放題の「mineoのマイそく」など、ニッチな需要に合わせたプランも格安SIMならではの特徴です。
【入門者向け】格安SIM(スマホ)おすすめランキング
はじめて格安SIMに乗り換える人におすすめの会社は下記の5つです。
1位|楽天モバイル
楽天モバイルは、格安SIM並の低料金で利用できるキャリア回線です。
楽天独自の通信網を持っており、auのローミング通信と組み合わせてサービスを提供しています。
料金プランは、データ使用料に応じた3段階の変動式を採用し、3GBまでは月額1,078円、3GB〜20GBまでは月額2,178円、20GB超過後は月額3,278円でデータ使い放題になります。
現在の「最強プラン」では、楽天回線・auローミングの通信を問わず高速通信を使い放題です。
他キャリアが提供するデータ無制限プランの半額程度で利用できるため、20GB以上の大容量プランを使いたい人におすすめです。
音声通話は、楽天モバイル専用アプリの「Rakuten Link」を使用すると国内通話が24時間かけ放題になります。
通常の通話アプリを使う場合は「15分(標準)通話かけ放題(月額1,100円)」に加入することで、1回15分までの通話が何度でもかけ放題になります。
楽天モバイルを契約中は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)の還元率が5%(楽天会員+%を含む)にアップします。
さらに、街の買い物で楽天カードを使用すると、ポイントを2倍獲得できます。
楽天会員の方は、より多くポイントを獲得できるのでお得です。
2位|LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクのオンライン専用ブランドです。
LINEのサービスに特化した格安SIMで、高品質のソフトバンク回線を低価格で使えます。
料金プランは、月間3GBで月額990円の「ミニプラン」と、月間20GBで月額2,728円の「スマホプラン」の2種類から選べます。
契約後も使用状況の変化に合わせて柔軟に変えられます。
LINEMOはLINEのサービスに特化しており、LINEのデータ通信量がカウントされない「LINEギガフリー」に対応。
スマホプランならデータ超過後も最大1Mbpsで使用可能で、通常は月額240円の「LINEスタンプ プレミアム(ベーシックコース)」が無料で使えるなど特典も充実しています。
通話オプションは、1回5分まで無料の「通話準定額(550円)」と、時間無制限の「通話定額(1,650円)」の2種類から選ぶことができ、さらに今なら「通話オプション無料キャンペーン」により、LINEMO契約から7ヶ月まで通話準定額が無料で使えます。
3位|ahamo
各種手数料や細かい割引の条件を極力なくし、シンプルなワンプランで初心者にも分かりやすいのが特徴です。
1回5分の国内通話定額が基本料金に含まれており、通話時間が無制限になる「かけ放題オプション(月額1,100円)」を追加可能です。
また、データ容量を使い切っても最大1Mbpsで通信可能な点も魅力の一つです。
「大盛りオプション(1,980円)」を追加すると+80GB(合計100GB)にアップして月額4,950円になります。
他社のオンライン専用プランとは異なり、端末セットが用意されています。
ドコモ本家よりはラインナップが少ないですが、格安SIMとセットで端末を購入したい人にはおすすめです。
海外ローミングでも追加料金なしで使えるため、海外へ渡航する機会の多い人も便利に使えると思います。
4位|povo2.0
povo2.0は、auのオンライン専用ブランドです。
基本料金が0円で利用可能で、データや通話等のサービス内容をトッピングして、自分好みにカスタマイズしていくプランです。
データ容量やかけ放題オプションのほか、コンテンツやサポートなども必要な分だけ支払う形式のため、自分の使い方に合わせた無駄のない料金設定が可能です。
データトッピングは1GB〜150GBの容量別のほかに、データ使い放題(24時間)や期間限定のトッピングが用意されています。
それぞれ有効期限が決まっており、容量を使い切るか有効期限が切れると、自動的に低速通信(最大128Kbps)へ切り替わります。
povo2.0は高品質なau回線を使用しており、混雑しやすい時間帯でも高速で通信可能です。
通信品質を落とさずに料金のみ安くできるので、大手キャリアからの乗り換えにオススメです。
番外編|irumo:月額550円~ドコモの新格安プラン
irumoは2023年7月に登場したドコモの新プランで、月額550円~利用できる格安な料金プランが特徴です。
0.5GB、3GB、6GB、9GBの低容量プランを提供しているため、Wi-Fi環境で主に利用する方や月額データをそこまで使わないという方におすすめのプランです。
回線はeximoやahamoと同じドコモ回線のため、通信速度もキャリアとほとんど変わりません。また、ドコモ光セット割 / home 5G セット割や、dカードお支払い割の適用で、最大月額1,287円割引にもなるので、現在どこののプランを契約中の方にもおすすめです!
※ドコモ光セット割 / home 5G セット割、dカードお支払い割を適用した場合
【中級者向け】格安SIM(スマホ)おすすめランキング
1度は乗り換え経験がある、スマホのプランを入門者よりも理解できている中級者編では、入門編よりも比較表の項目をぐんと増やしています。
ここでは中級者におすすめの8社をご紹介します。
1位|UQモバイル
UQモバイルは、auのサブブランドとして展開する格安SIMです。
格安SIMの中でも通信速度がトップクラスに速く、筆者も長年愛用しています。混雑時でも不安定になりにくく、通信速度を重視するユーザーにオススメです。
UQモバイルでは、全国にあるUQスポット、auショップで申し込みや相談が受けられます。
格安SIMの申し込み・相談場所はオンラインに限定されていることが多く、UQモバイルはオンラインの手続きに不慣れな方に向いています。
料金プランは、使い方に応じて「ミニミニプラン(4GB)」「コミコミプラン(20GB+10分/回かけ放題)」「トクトクプラン(1GB〜15GB)」の3種類から選べます。
通常時だと他社のSIMのほうが安いですが、家族で一緒に契約する「家族セット割」や、光回線とのセット契約「自宅セット割」などを活用することで、トクトクプランなら最安で990円から利用できます。
コミコミプランは各種セット割を適用できませんが、本来880円/月かかる10分かけ放題が標準搭載されているので、10分以内の通話が多い人は通話料をお得にできます。
2位|mineo
mineoは、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応した格安SIMです。
ユーザー同士のコミュニティが活発で、格安SIM初心者にも優しい会社です。
ユーザーが自由に使える掲示板「マイネ王」があり、mineoのことやスマホ関連の話題が随時投稿されています。
料金プランは、1GB・5GB・10GB・20GBの4つのデータ容量から選ぶ「マイピタ」、最大通信速度が選べるデータ使い放題の「マイそく」、200MBの少容量でお試しできる「mineoプチ体験」があります。
マイピタ利用者は、最大速度が1.5Mbpsに制限される代わりに、データを無制限で使える「パケット放題Plus(月額385円)」を利用できます。
こちらは、10GB以上のコースを契約中の方はオプション料金が無料。
また、他社にはないユニークな特徴として、余ったデータ容量を柔軟にやりくりできる点があります。
例えば、事前に登録した最大5回線までデータ容量をシェアできる「パケットシェア」、余ったパケットをシェアできる「パケットギフト」、全国のmineoのユーザー同士でデータ容量をシェアできる「フリータンク」などがあります。
他にも、事前に宣言した上で平日12時~13時のデータ使用量を抑えると、達成回数に応じて特典が得られる「ゆずるね。」など、ユーザー間で助け合うサービスもあります。
3位|IIJmio
IIJmioは、ドコモ回線とau回線のプランを提供する格安SIMです。
インターネットイニシアティブという会社が運営しており、日本初の商用インターネット事業を展開した実績のある会社でもあります。
iPhoneやiOSの動作検証をいち早く行って、結果を報告する利用者の事を考えた信頼のあるブランドです。
料金プランは、2GB・5GB・10GB・15GB・20GBの5つのデータ容量から選ぶ「ギガプラン」を提供しています。
家族で申し込むと、余ったデータ容量を家族で分け合ったり、家族間の通話料が20%OFFになります。
eSIMのデータ専用プランは月間2GB/440円と他社よりも安価に提供しています。
iPhoneなどのeSIM対応機種でサブ回線としての利用に向いています。
SIMフリースマホの取り扱い台数が多く、最新のAndroid端末から中古iPhoneも選べます。
他社から乗り換えると端末をお得に購入できる「端末特価セール」を不定期に開催しているため、格安SIMとセットで端末を買い替えたい人におすすめです。
4位|ワイモバイル
シンプルで分かりやすい料金プランに加えて、高品質なソフトバンク回線を低価格で利用できます。
全国に2,500店あるワイモバイルショップで申し込みや相談を受けつけており、オンライン手続きが苦手な人でも安心して利用できます。
料金プランは、データ容量に応じた「シンプル2 S(4GB)」「シンプル2 M(20GB)」「シンプル2 L(30GB)」の3種類から選べます。
シンプル2のM・Lプランについては、データを超過した後でも最大1Mbpsで通信可能です。
1ヶ月のデータ使用量が1GB未満の場合は、月額1,100円の割引が受けられます。
さらに、家族で一緒に契約する「家族割」や、光回線とセット割引の「おうち割」を適用すると、毎月最大1,188円の値引きが受けられます。(家族割引は2回線目以降のみ)
ワイモバイルユーザーなら、LINEクリエイターズスタンプが使い放題の「LYPプレミアム(月額508円)」が無料で使えるほか、Yahoo!ショッピングのPayPay支払いでポイント還元率がアップします。
PayPayやYahoo!関連のサービスを利用する人にオススメです。
5位|日本通信SIM
日本通信SIMは、日本通信株式会社が提供するドコモ回線を利用した格安SIMです。
MVNO事業の先駆者でもあり、シンプルかつ低価格な料金プランで人気があります。
料金プランは、「シンプル290プラン(月間1GB/290円)」「合理的かけほプラン(月間3GB/2,728円)」「合理的みんなのプラン(月間10GB/1,390円)」「合理的30GBプラン(月間30GB/2,178円)」の4種類から選べます。
シンプル290プランは、1GBあたり220円でデータチャージが可能です。
他社だと1GB/550円前後なことを考えると、チャージ料金も非常に安くなっています。
基本の1GB+1GBを加えても月間2GB/510円で利用可能です。
合理的みんなのプラン・合理的30GBプランについては、「月70分までの無料通話」または「1回5分のかけ放題」のどちらかを選べます。
合理的かけほプランは、時間無制限のかけ放題が基本プランに付帯されています。
データ容量をほとんど使わないライトユーザーから、たくさん使うヘビーユーザーまで幅広いプランがあるのが魅力です。
大容量のデータと無料通話が付いてこの価格は、他社と比べてもコスパがいいと思います。
一方で、データを翌月に繰り越しできない点や、店頭での申し込みができない点には注意が必要です。
6位|イオンモバイル
イオンモバイルは、ショッピングモールブランドのイオンが展開する格安SIMです。
NTTドコモ回線・au回線に対応したプランを提供しています。
全国のイオンモールに「イオンモバイルショップ」「イオンモバイルスポット」を設置し、スタッフと相談しながら申込みやサポートを受けられるのが特徴。
「イオンモバイル無料おためしサービス」を使うと、イオンモバイルのSIMカードやスマートフォンを1週間無料でレンタルできます。通信速度や使い勝手を事前に確認できてオススメです。
料金プランは「音声プラン」「データプラン」のほかに、データ容量を家族でシェアする「シェアプラン」、60歳以上の方限定「やさしいプラン」から選べます。
データ容量を0.5GB〜50GBまで細かく分かれており、他社の料金プランと比べても安めの価格設定です。
シェアプランは、基本料金に+220円でSIMを一枚追加して、データ容量を複数人でシェアが可能です。
スマホやタブレットなど1人で使う場合にも適しています。
音声通話のかけ放題は「5分かけ放題(月額550円)」と「10分かけ放題(月額935円)」のほかに、時間無制限の「フルかけ放題(月額1,650円)」があります。
7位|HISモバイル
ドコモ回線とソフトバンク回線を利用した低容量~大容量のプランを取り揃えています。
自由自在290プランは、音声通話付きSIMでも100MBまでの利用なら月額290円という業界最安で利用することができます。
普段はWi-Fiを利用して通話メインの方向けのプランです。
自由自在スーパープランは、20GBまたは50GBの大容量のデータに加え、5分までの国内通話かけ放題がついたコスパの良いプランです。
スマホゲームや動画などたっぷり利用する方はこちらがおすすめです。
入門編では「大手キャリア」やそのグループ会社という、認知度と安心感も重視されています。
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